寛永15年(1638年)岡崎城主本田伊勢守忠利が菅生神社本殿を修復した際に寄進したものです。
三十六歌仙は、藤原公任の『三十六人撰』に載っている平安時代の和歌の名人36人の総称です。当神社の三十六歌仙額面は、岡崎の彫刻家 鶴田鐵山による作で、昭和5年12月に奉納されました。
数百年ものあいだこの地を見守る大楠木です。昭和20年の岡崎大空襲の時、この楠木の直ぐ近くに爆弾が落ちたが不発。昭和50年に境内の菅生閣が焼失した折もこの木のお陰で延焼を免れる。近年、この楠木に触ると元気が沸いてくると、参拝者の方達の声をよく耳にしております。菅生の隠れたパワースポットでしょうか。
無患子は『患いの無い子』という意味です。「子どもが病気をしない」という意味で、縁起物とされているそうです。無患子の種子は、正月の羽子板の羽の重りにも使用され、その果皮は、石鹸としても使用されていました。当社では、この種子を「無患子のお守り」として授与いたしております。